見たらきっと住みたくなる!美しいモダンスタイルの家10選

SHELL, ARTechnic architects / アールテクニック ARTechnic architects / アールテクニック Modern houses
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今回は、シンプルで美しいモダンスタイルの住宅を10例ご紹介します。美しく飽きのこないモダンスタイルは、長く住み続ける住宅に適したデザインのひとつ。住宅は住む人のためだけでなく、その地域や街並みにも大きく働きかけます。見たらきっと住みたくなるモダンスタイルの住宅、外観と周辺環境との調和にも注目してご覧くださいね!

SHEER DROP

こちらは都心に近い住宅地に建つ、正面に見える大きな窓が目印の住宅です。敷地の西側に伸びる緑道は暗渠で、以前は小川が流れていました。住宅のフォルムはモダンですが、よく見ると1階は小さく窄まり、2階に存在感のあるマッシブな造形を組み合わせています。1階部分をコンパクトに抑えることで、都市部の緑にも無理なく溶け込んでいます。


*住まいに関する記事はこちらにもあります

モダン!オシャレ!かっこいい!シンプルな外観の家26選!


森の住処

長野県諏訪の別荘地に建つ、平屋建ての週末住宅です。木のぬくもりを感じる外観ですが、建物内部にコンクリートを使用した、混構造を採用しています。モダン建築の意匠によく用いられるコンクリートは、熱を吸収しやすいという性質があります。この地域は冬季の最低気温が-20度まで下がるので、コンクリート壁は外部に露出させず、内部に配置しています。

クレジット: SUWA

水と光のある暮らし

東京・吉祥寺に建つプールハウスです。白くすっきりとした外観に窓が大きく取られ、明るく風通しの良い住まいを実現しています。プールは中庭状に計画されているので、家のなかのどこからでもプールを眺めることができます。

菱形の家

こちらの住宅は建物が密集する市街地に建っています。近隣からの視線は縦ルーバーによって遮りつつ、建物を特徴づけるアクセントにもなっています。窓はハイサッシで開放感を演出し、広がりのある室内空間をつくっています。グレーを基調とした軽やかな外観は、個性的でありながら街並みにもしっくりとなじんでいます。

SHELL

貝殻のような丸みがユニークな、長野県軽井沢に建つ週末住宅です。この地域に建設するにあたって、コンクリート建築はタブー視する向きもあったとのこと。しかし、厳しい自然条件のなかで「自然に溶け込む」スタイルの別荘が頻繁に利用されずに森に同化していく過程は、決して快適とはいえませんでした。建物が長くこの地で愛され使われ続けるために出したひとつの解が、この形状でした。週末住居という余暇を過ごす場所ゆえ、機能性だけを追求するのではなく、気持ちも周囲の自然も豊かにする、現代彫刻のような建築を目指したのだそうです。敷地中央に立つ大きなモミの樹がポイントです。

PHOTO: Nacasa & Partners Inc.

永田の家

ひな壇状の造成地に建つ、見晴らしの良い住宅です。黒の外壁に横スリット窓がバランスよく配置されて、外観を印象付けています。隣地からの影響を避けるため1階の西側部分を鉄筋コンクリート壁、その他を木造軸組みにとした混構造を採用しました。 2階にあるリビングは7m×7mを確保した柱のない大空間で、南側にバルコニーを設けるために北側に跳ね出した形としています。

PHOTO:小林勇蔵


*住まいの写真はこちらからご覧いただけます

Homifyに掲載している住まいの写真

House in Obu

3人家族が住むこの住宅は、丘陵地の住宅街に建っています。敷地自体は周辺の交通量が多く、決して日当たりに恵まれてはいませんでした。そこでプライバシーや騒音、採光の問題をクリアするために、敷地のなかに3ヶ所の庭が居室に挟まれるようなプランニングが行われました。その結果、建築主が希望していた「明るくて開放的な家」が実現し、より効率的に自然光を取り込むことができました。3つの庭は室内に風景を生み出す装置としての役割もあり、住空間に様々な表情をもたらしています。

PHOTO :鳥村鋼一

e-house

東京都世田谷区に建つ、お風呂が大好きな3人家族のための住宅です。鉄骨造の軽快なシルエットが目を引きます。敷地は住宅密集地で、プライバシーの確保と快適な生活を両立するために、さまざまなくふうが求められる場所でした。 内部は床の段差と布のスクリーンによって分割されながらゆるやかに連続し、コンパクトな住宅に大らかさと奥行きを生み出しています。 内部空間は折れ曲がった壁や透過性のあるエキスパンド・メタルのスクリーン、ポリエステル・メッシュで庭と一緒に覆われています。このようなアイデアにより、住宅密集地のストレスを受け流すとともに、内部空間もまたスクリーンの隙間から地域へとつながっていきます。

PHOTO: Koichi Torimura

前面に海、背面に山を臨むロケーションにあり、自然豊かな環境で過ごすことができる住宅です。外観は黒い板張り、室内の床高は海が綺麗に見える高さにされました。外部からはこの家はまるで宙に浮いたように見えます。黒で長方形というとどっしりとした存在感を想像しますが、浮いているように見えることで軽快な印象に。山の緑にも違和感なく調和しています。

SAKURAの家

桜の季節が待ち遠しくなりそうなロケーション。2階に空間の主役を配置した、借景が存分に楽しめる住宅です。ルーバーで覆われた部分がリビングです。ルーバーは外からの視線を制御し、桜だけが見える様に角度を調整しています。また、太陽光はルーバーを介して室内に到達するので、直射日光の入らない、快適な空間を実現しています。 シルバーを基調とし素材に鉄と鋼を選んだ、すっきりとした佇まいが印象的な住まいです。


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