見てみるまでは分からない!住まい探しで知っておきたい9つのこと

Y Matsui Y Matsui
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最近は住まい探しもまずはオンラインから、ということが多くなってきました。条件に合う物件を見比べてこれに決めたと思っていても、実際に足を運んで初めて気づくこともいろいろあります。せっかく現地に行くからには、前もって物件のどの点に気をつけるべきか分かっていると安心ですよね。そこで今回は実際の物件を見学して初めて分かる、住まい探しで押さえておきたい9つのポイントについて考えていきます。

日の当たり方

オンラインや不動産の広告で南向きと書かれていても、実際にはどの程度採光が確保できるのかは見てみないと分かりません。南側に前面棟があるか、前面棟の高さがどの程度なのかによって、日当たりが変わってきます。


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部屋の風通し

日当たりと同様、風通しも現地に行ってみないと分からないことのひとつです。風通しの悪い部屋はにおいや湿気がこもりやすく、カビ掃除に手間がかかることも考えられます。

シャワーの水圧

次に水まわりの使い勝手についてみていきましょう。シャワー派の方は、シャワーの水圧も気になりますよね。忘れずにチェックしましょう。バスルームをはじめ水まわりが使いやすいかどうかは暮らしの質に直結しますから、入居前によく見ておきたいところです。

キッチンの設備

毎日自炊する方は、キッチンシンクの大きさやコンロの数も気になりますよね。ガスコンロなのかIHなのかは不動産会社の広告に記載されていることもありますが、それぞれの機器の使い勝手は見てみるまでイメージがわきにくいもの。冷蔵庫の置き場所も、手持ちのものがきちんと収まるスペースがあるかどうか確かめましょう。

洗濯機と洗濯パンのサイズ

洗濯機はここ数年大型化の傾向にあり、古い物件だとドラム式の洗濯乾燥機が洗濯機置き場に収まらないこともあります。新居に設置予定の洗濯機と備え付けの洗濯パンのサイズが合うかどうか、しっかり測っておくことをおすすめします。

部屋の広さと天井の高さの関係

マンションの場合、室内に出る梁の存在感が気になることも。壁や天井に梁の凹凸があると、床面積から想像するより部屋が狭く感じられることもあります。新築や築浅のマンションでは分譲時のパンフレットに下がり天井の高さが記載されている物件もありますが、どのくらい梁が室内に出ているかまでは図面だけだと分かりにくいものです。


*住まいに関する記事はこちらにもあります

引戸を設置するメリットとデメリット

眺望と窓の関係

周辺の建物とどの程度近接しているか、眺望はどうかなども確認しておきましょう。せっかく窓は大きいのに前の家が近過ぎていたら、一日中カーテンを閉めておかなくてはなりません。

近隣の様子を知る

近隣にどんな施設があるかは事前に分かっていても、街の雰囲気やその場所にどんな人が多く住んでいるのかは、実際に見てみないと分かりません。街の雰囲気を知るには日中と夜間、両方の様子を見てみることをおすすめします。特に夜間の駅からの帰り道は街灯は暗すぎないか、死角はないかなどに気をつけて見ておきましょう。

不動産広告の「徒歩1分」は80mといわれていますが、道路のコンデイションは考慮されていません。実は家の前が坂道で、平坦な道より時間がかかるといったこともあります。駅や学校までの道を実際に歩いてみて、どのくらい時間がかかるのか確かめておくと安心です。

その家で生活している様子が想像できるか

自分と家族がその家で暮らしている様子を想像してみましょう。みんな楽しく暮らせそうですか?多少希望通りにいかない部分があっても、家族がみんな笑顔でいられ、毎日がハッピーになりそうな住まいなら、それが住まいを選ぶうえでいちばん大切なことなのかもしれませんね。


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