スローライフを満喫する平屋の家

Michiko JUTO Michiko JUTO
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都会の雑踏、溢れる情報やモノから解放されたスローライフを実現したいと思っている人が増えている今、そんなライフスタイルを始めるにはやっぱり住まいや環境を考える必要がありますよね。せっかくならより開放感を感じられる平屋はいかがでしょう。アウトドアを楽しみながらゆったり暮らせるお洒落なこの住宅、手がけたのは千葉県を拠点に活躍するSTUDIO CITTA。さっそく見てみましょう。

緑豊かな環境に映えるシンプルモダンな外観

緩やかな高低差のある緑豊かな敷地に計画されたのはワンルーム的な大らかな空間で構成される平屋建ての住宅。周囲には自然が広がる恵まれた環境でスローライフが実践できる家として、アウトドア空間を最大限に生かせるようなプランを採用しています。黒に近いクールな外観が緑を背景にひと際目立ちます。道路側のファサードはプライバシーに配慮しつつ採光と換気を確保する高窓をリズム良く配置。 やや閉じた外観にFIX窓のピクチャーウィンドウをプラスし、外部との対話を生み出しています。

アウトドアライフが楽しくなるテラス

反対側のファサードは打って変わって大きな開口を一面に設け、庭と一体化するような開放感のあるデザインを採用。開口を開ければウッドデッキとフラットに繋がり、アウトドアリビングとして気軽に活用することで、外部の環境を生活の一部に取り込んでいます。大きな庭やその向こうの木々を眺めながらバーベキューをしたり様々なアクティビティで過ごす時間は忙しない日々の生活を忘れさせてくれそうです。

ワンルーム型の大らかなLDK

庭に面してワンルーム型のLDKを配置し、どこからでも外の風景を楽しめるようになっています。掃き出し窓からは明るい日射しがたっぷり差し込み、反対側の高窓を開ければ気持ちの良い風が通り抜け、心地良い環境を生み出してくれます。針葉樹の合板を貼った天井には規則的に化粧梁が走るナチュラルな雰囲気に、時と共に深まる味わいが楽しめる無垢のフローリングやビンテージテイストの家具を合わせ、ずっと居たくなるような住空間を演出。

真似したくなるビンテージテイストのインテリア

テレビ台の背後の壁にも天井同様の合板を張り、空間のアクセントになっています。道路側の横長窓からは向かいの自然の風景をちょこっとだけ取り入れ、インテリアと馴染むようなシーンを作り出しています。選び抜かれたセンスの良い家具や観葉植物など、是非参考にしたいですよね。「土間空間のある大らかなプランが魅力的な住宅」も経年変化が楽しめるお洒落なインテリアが印象的です。是非ご覧くださいね。

カフェのようなキッチンでお洒落度アップ

落ち着いた色合いの木を組み合わせたキッチンはオープンカウンターを取り入れ、まるでカフェのようなお洒落な雰囲気に仕上がっています。レンジフードも木を張り、ディテールまでこだわった機能的なキッチンです。もちろんキッチンからもテラスへ出られるので、いつでも外ごはんが楽しめそうですよね。

パウダールームのデザインを考える

ワンルーム型のLDKと寝室の間に配置された水廻り空間です。外国っぽくパウダールームにまでウッドフロアを採用しているのが熟れた感じのデザインが素敵ですよね。淡いグリーンの壁がナチュラルで爽やかな雰囲気を出しています。浴室との間はガラスで仕切ることで広がりと明るさを確保。浴室からはテラスと庭へ出ることができます。外部と常に繋がりアウトドアで過ごす時間を積極的に生活に取り込んだスローライフを満喫する住まい、憧れますよね。

【平屋については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 平屋の魅力まとめ6選  

※ 平屋と2階建て、どちらを選ぶ?  

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