距離感を大切にした、二世帯住宅5軒!

Y. Y. Y. Y.
街道の家, 松本匡弘建築設計事務所 松本匡弘建築設計事務所 Modern houses
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例え一緒に暮らす家族であっても、程よい距離感というのは重要です。特に二世帯住宅では、世代によって生活スタイルやリズムが大きく異なることが多く、お互いの生活を尊重するのであれば、「距離感」はさらに重要なテーマとなることでしょう。そこで今回ご紹介したいのが、距離感を大切にした、二世帯住宅。互いが行き来のできる距離ではあるけれども、程よい距離感が生み出す、心地よい二世帯住宅とは、どんな様子なのでしょうか?さっそく見ていきましょう!

House in Gamagori

カイコ建築設計事務所が手がけたのは、生活スタイルの異なる親世帯と子世帯のための二世帯住宅。親世代は日中家でゆったりと過ごされ、子世帯は3人の子供達が家を自由に走り回っているというお互いの生活を尊重し、適度な距離感が提案された住まいです。白を基調とした二つの建物が、付かず離れず寄り添っているのが印象出来です。正面向かって左が子世帯、中央の共有空間である土間を挟み、右が親世帯という設計。各ボリュームは自体は独立した作りなので、お互い気兼ねなく暮らすことができますね。こちらは、「程よい距離感を生み出す2世帯住宅」で詳細をご紹介しています。

クレジット: Nacasa & Partners

街道の家

松本匡弘建築設計事務所が手がけたのは、街道沿いにある二世帯住宅。白とダークブルーのツートーンカラーがモダンな印象のお住まいです。交通量の多い街道ですが、住人のプライバシー保護や、騒音対策など様々な工夫がなされており、居心地の良さそうな様子です。一階部分を親世帯の、二階部分を子供3人のおられる子世帯の生活空間としました。それぞれの世帯に、キッチン、トイレ、浴室が設けられているので、気を使うことなくお互いの生活リズムが保てます。こちらは、「街道沿いに建つモダンな二世帯住宅」で詳細をご紹介しています。

ナカノサワの家

株式会社コウド一級建築士事務所が手がけたのは、こちらのプロジェクト。もともとは、60代のご夫婦のためのお住まいでしたが、最終的には兄弟夫婦の二世帯住宅としてなりました。近隣に建物がなく、緑豊かな敷地ですね。各世帯の生活時間や趣向が異なることから、外観は統一感を大切に、内部はそれぞれの好みに合わせて計画されたそう。また互いの「距離感」を特に重要視し、注意深く配置が決定されました。詳細は、「モノトーンカラーでクールなインテリアの二世帯住宅」でご紹介しています。内側からの眺めも素晴らしいので、よろしければご覧ください。

千里山の2世帯住宅

奥和田健建築設計事務所が手がけたのは、こちらのお住まい。装飾のないシンプルな外観が人目をひく建物です。玄関は共有となっており、その東側に親世帯、西側に子世帯の生活空かんが配置されています。ここで注目したいのは、それぞれの空間が緩やかに繋がれていること。たとえば生活空間自体は振り分けられているものの、テラスに面した横長の開口は、親世帯のリビングに配置されたハイサイドライトです。詳しくは、「程よく繫がるミニマルなデザインの二世帯住宅」をご覧ください。

片瀬の家

早田雄次郎建築設計事務所が手がけたのは、こちらの二世帯住宅。ウッディな外観がペンション風で、心地良さそうな雰囲気ですね。神奈川県藤沢市の自然豊かなロケーションにもよく馴染んでいます。親世帯の車いす対応のため、バリアフリーの設計です。また、音の問題を考慮し、親世帯と子世帯を上下で重ならないプランとされました。比較的小さな住まいですが、様々な工夫が心地の良い生活空間を生み出しています。こちらは、「二世帯で住むためのバリアフリー住宅」で詳細をご紹介しています。

【二世帯住宅については、こちらの記事でも紹介しています】

二世帯住宅も住まいのかたちは様々。完全同居・部分共用・完全分離型のメリット・デメリットまとめ   

完全分離型の二世帯住宅を成功させるためのポイントまとめ   

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