オープンプランなどで、玄関がリビングに直接繋がっている場合、広々としていて確かに開放感があります。でも玄関からリビングが丸見えだと、どこか落ち着けない、なんてことはありませんか?今回ご紹介するのは、そんなオープンスペースを間仕切るためのアイディアです。玄関とリビングをゾーニングすると、それによってプライバシーが守られたり、メリハリがついたりといったメリットもありますよ。
まずはとっても実用的な例から。玄関は通常どうしても暗くなりがちなスペース。もしそこを壁や棚で間仕切ってしまうと、さらに暗くなってしまいますね。そんな時にはこんなオープンな棚がお勧めです。棚として使える上、オープンなので光は通すけれど、程よく目隠しにもなり、プライバシーを守ってくれます。
壁を配置してしまうと、貴重な生活空間がさらに狭くなってしまう!そんな風に考えられている方も多いのでは?でもこんな風にゾーニングと収納を兼ねた壁なら、一石二鳥ですね。エントランススペースがリビングへ緩やかに続き、しかもゾーニングによって空間にメリハリがつきます。
スペースに余裕があるのなら、少しボリュームのある壁で区切ってみても面白いかもしれません。壁のような、柱のようなイメージで、閉じた感じがしないのがポイントですね。こちらはダークブラウンの床がクラシックなイメージのエントランス。
こちらは天井まで届く大きな棚の仕切り。ライブラリーとしても使えますが、少しスペースに余裕を持たせて収納をしたほうが、重くなりすぎず、光も通せます。こんな風にオブジェや食器などを展示するのも楽しいですね。完全に間仕切られているわけではなく、ドアのように棚がくりぬかれた形になっているのもお手本にしたいポイントです。
こちらは石膏ボードで造られた、シンプルな壁。壁の裏側のモダンなスペースにも、廊下側のアンティークな家具にも、両方に合うデザインですね。
コンパクトなアパートの場合には、間仕切りのために場所を取られるのは困りますね。そんんな時は、小さめの家具を用いて解決しましょう。こんな風に棚を置くだけでも、玄関からの目隠しになります。
こちらは柱を利用したゾーニング。ランダムな長さで造られた棚が、とってもスタイリッシュな印象です。こちらの住宅は、トリノの建築家、Enrico Massaro Atchitettoが設計を手掛けました。
【ゾーニングや間仕切りについては、こちらの記事でも紹介しています】
※ 間仕切り家具で便利で開放的なインテリアに!そのメリット・デメリット
◆homifyには多くの建築家や住まいの専門家が登録しています。専門家のリストから希望の専門家を見つけましょう!◆
▶homifyで建築家を探してみませんか?◀