子育て世代のための住まい「ステージのある家」

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
ステージのある家 すくすくリノベーション vol.4, 株式会社エキップ 株式会社エキップ Eclectic style living room
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家族で家に住む場合、そこでは多くの変化が起きるでしょう。子供が生まれ、成長して、いずれ独立していくことになります。一時的に子供のための空間が必要となりますが、いつか必要なくなってしまうでしょう。ですが、このような変化に家を対応させるのは簡単でないでしょう。今回紹介したいのは、そんな変化に対応するマンションのリノベーション。株式会社エキップは、「子育て世代のリノベーション」というアイデアを打ち出して家族の変化に対応できる家を手がけています。

築40年以上のマンションのリノベーション

今回リノベーションの対象となったのは、鉄筋コンクリート造りのマンション。建てられてから40年以上も経過しており、時代を感じさせる空間となっていました。部屋数はあるものの小さく区切られていて使い勝手が悪いものでした。そのためリノベーションでは部屋の配置を変えるなど根本的な改修工事が行われ、空間は完全に生まれ変わっています。

以前の状態

以前の状態はリビングルームとダイニングルームに3室の個室がある3LDKでした。ただし個室は小さいため有効活用できず、どの部屋にいても広がりや開放感を感じることはできません。また壁や天井は白色だったため、空間は単調となってしまい、居心地が悪く魅力の無い場所となっていました。

リノベーションによって生まれた居心地の良い空間

リノベーションによって部屋の配置は変えられ、3室の個室は1室となり、1LDKとなっています。そのためリビングルームとダイニングルームは広くなり、そこでは開放感を感じることができるでしょう。また以前は白色で無機質な空間でしたが、木の天井や床が取り付けられて、暖かい雰囲気が生み出されています。このような空間では居心地の良さを感じることができるでしょう。

個性的な子供部屋

「子育て世代のリノベーション」がテーマとなっているように、子供のためのスペースが大きな特徴となっている。子供部屋があるのはリビングルームの横。新しく作られたスペースは壁が丸くなっており特徴的な空間となっています。そんな部屋は壁で区切られておらず、中学生になるまでは子供が部屋に籠らないように考えられています。

変化に対応する子供部屋

壁が登れるようになっているなど遊び心あふれる子供部屋ですが、個室でないため目を離すことなく子供が遊ぶ様子を見守ることができます。子供が中学生になれば、必要となるのは勉強に集中できる空間。そこでリビングルームとの間には防音壁が設けられる予定となっています。子供が独立した後、防音壁のある部屋は映画を楽しめるホームシアターになるそうです。このように本住宅は家族の変化に対応できるようになっているのです。

安価で変化に対応できる住まいとしてのリノベーション

家族と家に住む場合、その変化は住まいにとって大きな問題となるでしょう。まだ子供が小さいにも関わらず、場所を取ってしまう子供部屋。子供が独立した後に残される活用しにくい部屋など。「子育て世代のリノベーション」では、こうした問題に取り組み、無駄なく空間を活用できる住まいを実現しています。そしてリノベーションによって新築の一戸建てやマンションに比べると低コストの家を実現することで、これから子育てをする家族に安価で変化に対応できる住まいを提供しているのです。

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