肌寒い季節、ラグを使っておしゃれにお部屋をコーディネートしてみましょう。床の冷たさを和らげ暖かく室内を保ってくれると同時に、またお部屋のインテリアをスタイリッシュに彩ります。今回は、寒い季節にピッタリのおしゃれなラグの使い方をご紹介します。
ラグは床面積の多くを占め、部屋のインテリアやカラーに影響を与えます。また、ゾーニングという役割を果たし、ゆるやかに空間を区切ることができます。例えば、リビングダイニングを区切りたい場合は、写真の様にリビングにラグをひくことで空間を視覚的に区切り、ダイニングとのメリハリが生まれます。このゾーニング効果を利用して、おしゃれなインテリアを演出してみましょう。
photo Kenta Hasegawa
例えば、こちらの白を基調としたモダンでミニマルな住まいをみてみましょう。ラグをひくことで、明るいライトブラウンの木製家具や白い壁・床の美しさが際立っています。木目の美しさ、白のミニマルさ、観葉植物のグリーンを引き立てる床マットは、インテリアのアクセントとして非常に効果的です。マットを床に敷くことで部屋のアクセントができ、インテリアがおしゃれに引き締まるという効果があります。
こちらは、パレット式の木質フロアを自由に組み合わせて室内をカスタムできる住まい。床マットがゾーニング効果を発揮し、スペースのメリハリを上手に演出しています。また、小さい子どもが段差で転んでしまったときにも衝撃を吸収してくれるので機能的です。床マットは、クッション性や消音性にも優れ、インテリアコーディネート以外のメリットも豊富です。
ラグは、床の冷たさを和らげ足元を暖かく保ちます。室内の断熱や保温に効果的です。さらに日本の床に座る習慣に、床マットの使用はぴったりです。寒い季節には、毛足の長いものや、肌触り、また暖かいキルト模様などを取り入れてみましょう。お部屋を暖かく心地良いものに変えてくれます。床マットは床面積を占め、その色やデザインがお部屋に与える影響は大きく、お部屋のイメージを左右します。季節感にあったおしゃれな床マットを選びたいですね。
こちらのリビングルームは、大きめのソファやテレビで重くなりがちな空間にグリーンのラグをひくことによって部屋が明るく演出されています。扉のグリーンカラーと同系色を選ぶことで統一感が生まれ、大型家具の圧迫感を感じることなく心地よいリビングルームが作られています。床マットは、インパクトがあり一枚あるだけで部屋全体がまとまりおしゃれになりますね。
クレジット: photo by ジャストの家
こちらは、床マットを重ねたインテリアコーディネーターのようなおしゃれ上級者テクニック。木製家具と同系色の床マットを選ぶのは無難ですが、時に落ち着きすぎることも。こちらのように同系色の柄物を選びながら、異なる柄やカラーの二枚重ねでリズム感を演出し、全体のまとまりは崩さずに個性的に仕上げてみましょう。初めは、クッションカバーとのカラー統一や柄遊びから始めると、取り入れやすいかもしれませんね。
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